gafaとは?batとは?gafmaとは? [ニュース]
gafa、bat、gafma・・。
近年聞かれるようになったこれらの英単語。
gafaは流行語にもノミネートされましたね。
いったい何を表わしているのでしょうか。
◆gafaとは?
gafaは正しくは
「GAFA(ガーファ)」といいます。
これはアメリカの大手IT企業を指し、
それらの頭文字を取った造語です。
すなわち、
Googie
Apple
Amazon.com
の4社をまとめて呼んでいるわけですね。
あくまで一企業であるにもかかわらず
こういった言葉として世界基準のごとく
扱われるのも、今の時代を見れば納得ですよね。
今やIT全盛の時代にこういった言葉が
できるのも納得ですが、意味合いとしては
実はネガティブ寄りな面もあります。
そもそもはIT企業を脅威に感じた出版業界が
「あいつらはやばいぞ・・・」的な
意味で使い始めたのが最初でした。
そしてgafaの持つ力は今では社会全体に
浸透しています。
それにより出版業界にとどまらず
「IT産業に市場を脅かされる」という
話しになるとほぼ使われるまでになっています。
さらに最近では個人データを集約し
直接販売に結び付けることのできる
プラットフォーマーそのものをgafaと呼ぶ
動きもあるので、単に4社を指す言葉では無く
新しいITの言葉として定着しつつあるという
見方もできます。
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◆batとは?
batも正しくは大文字表記で
「BAT(バット)」と書きます。
こちらは上記gafaの中国版といったもので
中国資本の大手IT企業の頭文字を
組み合わせた造語です。
Baidu(バイドゥ)
サーチエンジン運営
Alibaba(アリババ)
ECサイト運営
Tencent(テンセント)
メッセンジャーアプリ開発
の3社を指しています。
日本人にはあまり馴染みのない
企業名ですがその技術力は相当なものです。
GoogleやAmazonと並べられるほど
ですからね。
「BAT」という単語自体が結構他の意味でも
使われることが多いのでまぎらわしいですが、
上記のgafaの話や、経済関連の話題に出た際は
大抵ここでの意味で使われます。
◆gafmaとは?
gafmaは「GAFMA(ガフマ)」といい、
gafaの前身とも言える造語です。
gafaはもともとgafmaでした。
では抜けてしまった「m]」は何か。
IT企業で「m」といえば
そうマイクロソフト社です。
(「mac」と思った方、私と同志です)
gafaにはもともとマイクロソフトも
含まれていたんですね。
しかし時代の流れにともない上記の4社とは
微妙に立ち位置が異なってきた印象からか
今はgafmaはほぼ使われなくなっています。
<関連記事>
→gafaとbatの関係
→gafaは「脅威」なのか?
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