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小惑星がニアミスしていた ぶつかると被害は? [ニュース]

7月25日に直径約130mの小惑星が
地球のすぐそばを通過していたことが
わかりました。

地球から7万2千キロメートルの
地点を通過したとのこと。

かなり遠いと思いますが、
宇宙の規模から言えばこれはかなり近いです。

この小惑星「2019 OK」と名付けられていて、
誰も注意していなかったそうです。

ある人によれば「どこからともなく現れた」
とのこと。ますます怖い^^;


こうしたケースでは当然兵器等を駆使して
地球にぶつかりそうであれば破壊することに
なるのですが、それには兵器の性能よりもまず
小惑星を索敵する力をもっと高めることのほうが
重要なんですね。


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◆小惑星衝突がひきおこす被害とは

今回の「2019 OK」は小ぶりな部類に
入るのですがそれでもぶつかれば大きな
エネルギーが発生します。

海に落ちれば少なくとも人への被害は
少ないですが、都市部に落下してきた場合は、
サイズにもよりますが壊滅してしまう
危険があります。

大型の小惑星であれば海に落ちれば津波が起き、
また陸地に落ちれば舞い上げられた砂が空を覆い、
隕石による寒冷化が起こりえます。
そうなれば植物・作物は言うに及ばず、
生き物全体が危機に陥ることになります。




◆過去地球に来た小惑星


・ジャイアントインパクト
太古にあったであろうと言われている、
火星ほどの大きさと考えられている天体が地球と
衝突したという説。
月の起源の話としても有名ですね。
ただこの規模は「小惑星」ではないですね^^;



・ウィルクスランドクレーター
約2億5100万年前に隕石の落下でできた
大型クレーターが南極大陸下にあると
判明しています。ペルム紀末に起きた大絶滅の
原因ではないかと言われています。



・シバクレーター
約6550万年前にできた隕石の衝突跡であると
一部で主張されているクレーターのような地形。
インド西の海底にあるのですが隕石痕と
認めない人も多いそう。



・チクシュルーブクレーター
メキシコはユカタン半島にある隕石痕。いわゆる
恐竜絶滅の際の隕石落下はこれのことです。
しかし上記のシバクレーターこそが恐竜絶滅を
おこしたという説もあり、いまも調査中らしいです。



・ツングースカ大爆発
ここからはぐっと現代のものを。
1908年にロシアでおきた隕石が原因と
いわれている爆発事件。
水素爆弾なみの爆発規模だったと
推察されていますが人的被害はおこらず。
また陸地に落ちたのですが衝突というより
空中爆発をおこしたのでくっきりとした
クレーターなどはできず。



・2008 TC3 
地球に衝突する前に存在が確認できた初の小惑星。
地表に落下はせず空中で爆発したのですが、
世界中の人がヒヤヒヤしましたよね・・・



・チェリャビンスクの隕石落下
記憶に新しいロシアでの隕石落下事件。
これもニュースで連日報道されましたね。
自分の目に映った隕石災害として、
それまで歴史の中にしかなかった天体での災害が
いっきに身近に感じられましたね。



こう見ると天体の衝突というのは地球の歴史上
よくあることと言えます。
「落ちる時は落ちる」とはらをくくっておいた
ほうが良さそうですね。^^;


<関連記事>
→小惑星「リュウグウ」の重力ってどれぐらい?
→小惑星を英語で言うと? 変わった名前も多い


タグ:小惑星
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