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悪名高い「ホープダイヤモンド」について [ニュース]

世界一有名なダイヤモンドと言っても過言ではない「ホープダイヤモンド」。

そしてこのダイヤは「呪いのダイヤモンド」としてもその名が知られています。



■ホープダイヤモンドとは

ホープダイヤモンドは現在スミソニアン博物館内の国立自然史博物館に所蔵されているブルー・ダイヤモンドです。

ブルーという通りその青さが目を引きますが、紫外線を当てると1分以上赤く光ります。ほとんどのダイヤは紫外線で発光するのですが、赤色であることと発光時間の長さは比類するものがなく、その仕組みも不明なままです。

さらに平時の青色はダイヤの中の不純物であるホウ素が原因ということが解明されていますが、ダイヤが作られる地下深くの層ではホウ素はほとんど存在しないので、このことも謎の一つになっています。




■呪いのダイヤモンド伝説について

ホープダイヤモンドは、その持ち主になった者には不幸が訪れることで有名です。

しかし実はその話は脚色されていることがほとんどで、一般的に知られているほどの禍々しさはありません。

呪いについての話が最初に大きく広まったのは1909年、ロンドン・タイムズの記事に「ホープダイヤモンドの所有者たちは悲惨な最後を遂げた」と掲載されたことがきっかけでした。

しかしその記事で取り上げられている所有者には架空の人物も多数含まれていたため、かなり「盛られた」内容なのでした。今でもよくある話ですね。(ーー;)

さらにその後、メイ・ヨーヘという女性が自身の欲のために「呪いのホープダイヤモンド」についての書籍、映画を、やはり誇張・脚色を施して世に公開したことで「ホープダイヤモンド=呪われている」というイメージがすっかり定着したのでした。


ただ、大げさに話を盛られたことでここまで広まった呪いの伝説ですが、ホープダイヤ自体にその伝説を真実だと思わせるほどの魅力あるいは魔力があるのも事実だと思います。

一度自分の目でも見て見たいですよね。ちょっと怖いですが。^^;

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タグ:宝石
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